朝食
バスへ乗り込み空港へ
搭乗手続き
トラブル発生 時間になっても開かない
オーストリアへ 。乗り込む
菜の花畑
東京へ
オーストリアの上空写真
日本の味(?) ぱんぱんのチキンラーメン
日本の夜明け
到着し集合
添乗員さんにお礼の品が贈られた
ユニセフに現地通貨を寄付する人も
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◆塩っぽい朝食
朝食もバイキング形式。やはり日本人的感覚で言うと塩っぽい。
後で現地ガイドさんに聞いたことだがこれは普通だという。
朝食後、荷物をしっかりとまとめて出発に備える。ホテルを出発。
チェコから日本への直通便はない。ので、チェコから一度オーストリアへ戻りそこから日本へ飛ぶということになる。乗り継ぎになるのだ。
◆空港へ
空港へ着く。手続きを行う。 スーツケースに重い本を入れたりしたので20kgは余裕で越えているはずである。しかも、個人チェックイン。団体だと多少の重量オーバーは大目に見てくれるらしいが、個人だとそうはいかないらしい。駄目だと言われたらその場で手荷物に入れ替えればいい、何も言われなかったらラッキーだと思いながら荷物をベルトコンベアーに乗せる。カウンターの重量表示のところに「24kg」と表示される。しかし、何も言われなかった。受け付けの人にお礼を言って進む。
◆飛行機にトラブル発生
いよいよバスに乗って飛行機に乗り込むぞ、というところにいきなり「搭乗する飛行機はトラプルが発生しました」と言うではないか。
時間になっても乗り込めない。日本に第一報を電話連絡する。時間は過ぎていく。日本への直通だったらこんな問題は生じないのだがこのままオーストリア・ウィーンへの飛行機が遅れたら、日本行きの飛行機が行ってしまう。となれば、オーストリア・ウィーンでもう一泊しなくてはならないということになるではないか。そうなれば代休も無くなるし帰国後の荷物整理、旅行記の執筆ができなくなるではないかということが頭に浮かんでいた。
◆トラブル解決で離陸 ウィーンへ 窓から見える菜の花畑
しかし、動きがあった。バスへ乗り込み始めた。聖徳生も続いて乗り込み始める。バスは飛行機のところまでゆっくりと進む。この時間だったら乗り換えもぎりぎり間に合いそうだ。一度トラブルが生じたのだからこの飛行機は大丈夫だろうかと不安になりながらも乗り込む。そして離陸。窓の外を見る。リディツェ村やテレジン小要塞へ行くときに見たあの菜の花畑が見える。窓際の席ではないのだが強引に「ちょっと失礼」と言ってカメラを窓に向けて写真を撮る。来たときと同じように機内サービスは飲み物とお菓子。すぐに到着した。
◆乗り継ぎ 厳重なセキュリティ
さぁ、乗り継ぎまで時間がない。しかし、手荷物のエックス線検査と金属探知器、ゲートの検査は厳重である。上着を脱げだとか、言いだす。上着は他人のと間違えられそうになりながらも通る。うっかりポケットに携帯電話が入ってために反応、サイフにも反応した。が、通過完了。
間に合った。
◆日本へ
乗り込む。入り口では日本の新聞が置いてある。讀売新聞があったので一部もらう。朝日新聞もあったようだが先客がすべてもらってしまっていたため讀売しかなかった。毎度緊張する離陸。何度飛行機に乗っても緊張する。離陸成功。安定したところで最新のNHKニュースが放送される。大雨でモトクロス大会の参加者の車が取り残されたなどといったニュースをやっていた。その後、讀売新聞を開く。しばらく活字に飢えていたので熱心に見入っていた。日本の小泉首相が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に訪問する予定である。公明党の神崎代表らも国民年金の未納であったなどといったことが載っていた。東京行きの飛行機なので日本人は大勢いた。聖徳以外の日本人も新聞に見入っている。彼らも活字に飢えていたらしい。日本へはジェット気流の関係で来たときより飛行時間がだいたい2時間くらい短い。機内サービスのオレンジジュースを飲みながら旅行記の構想を練ったり、レポートの書き出しを考えメモを書いたりした。映画も上映される。その後寝る。時差が7時間(=夏時間、本来なら8時間)あるので大変である。眠い。眠い。時計を日本時間にセットする。
◆日本の味(?) チキンラーメン
日本へは順調に進んでいる。その時、日本人の乗客が通路で倒れたのだ。気分が悪くなり倒れたようだ。長時間の飛行は体調が悪くなる人がいる。自分もそうなってはいかんと時々足を動かしたりしている。途中、機内サービスで夜食(?)として「チキンラーメン」が出た。チキンラーメンの容器は気圧の関係でぱんぱんになっていた。開けて待っていると客室乗務員がお湯の入ったポットを
持って回っている。お湯を入れてもらう。はしを重しにしてふたを閉じる。時計で3分はかり食べる。たった一週間だが、ずいぶん長い時間食べていなかったように感じるラーメンである。いつもよりおいしく感じる。しかし、お湯が入っている容器を揺れる飛行機内でいつまでも自分の前において置くのは不安だ。そう思っているうちにまた客室乗務員の人が回り回収していた。またぐっすり寝た。
◆日本へ着陸
時間的にもうすぐ日本である。もう日本の領空内に入っているかもしれない。そう思いながらしばらくすると着陸態勢に入るのでシートベルトを締めろという指示が出る。高所恐怖症である筆者はトイレへ行くとき以外はしっかりと締めていた。機体は降下し始めた。機内のモニタを見るが、普段だったら高度や現在位置を表示するインフォメーションが表示されていない。あと何メートルと表示されればいくらかは心構えができるというものだが最後まで表示されなかった。飛行機の車輪が日本の地面に着く。ブレーキがかけられて徐々に減速する。ターミナルに着く。
◆やっぱり湿気の多い日本
出口へ向かう。飛行機から出た瞬間、じめじめと湿気が多いことが感じられた。17年間住んでいる日本に戻ってきたのである。解散式が行われる。添乗員さんにお礼の品が贈られる。全員からの少しずつの寄付で贈られたものである。寄せ書きがかかれたカードも添えられている。その後、入国審査を通る。日本人は窓口が多くわりと早く通過できた。ターンテイブルというところで荷物を待つ。乗り継ぎがぎりぎりだと同じ飛行機に荷物が乗っていない可能性があると添乗員の方から言われていたので自分の荷物があるだろうかと不安だったがターンテーブルに自分の荷物が回ってきた。良かった。そして外へ出た。すぐにリムジン・バスのチケットを購入した。そしてバス乗り場からリムジン・バスへ乗り込んだ。外は日本の風景である。日本は町並みは美しいとはいえない。が、自分が住んでいる国である。いろいろ今回の旅行を思い出しながら帰った。
(おわり)
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-チェコ・オーストリアコース-
編集部/
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