バスの車窓よりドナウ川
ついにやってきました国連本部
厳重なセキュリティ
全国連加盟国の国旗
会議室
広報担当者の方へお礼のプレゼント
リング
ラートハウスケラー
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◆国連ウィーン本部へ
7時30分朝食。きょうは国連のウィーン本部行き。オーストリアは積極的に国際機関を誘致してきた国である。国連へ行く途中、道が混んでいる。ここオーストリアでは金曜日が午前中だけのいわゆる「半ドン」だからだという。
◆厳しいセキュリティ
国連に到着。中へ入るときは大変厳しいセキュリティチェックがある。空港並みである。荷物のエックス線、金属探知器による検査を受けなければ中に入れない。カメラマンは何度も検査に引っ掛かってしまっていた。国際機関だけにテロの標的にされることもあるので当然のことだろう。中へ入ると噴水がある。風が吹いているので水が飛んでくる。平和の鐘の前を通る。日本の民間団体の寄付だという。国連の建物内に入る。そこにはたくさんの国旗が天井からつるされている。国連加盟国すべての国旗があるという。当然日本の国旗もある。まずは、5階の会議室へと案内される。高いところが議長席になっている。各国の席はアルファベット順で会議ごとにずらしていくという。次に、場所を移動。国連の活動に関する映画が15分ほど見る。イラクにおける侵略戦争の国連の立場、アメリカの決議に対する独自解釈、アラブ、シリアでの水対策、子供たちへの食料援助に関する内容。
◆国連広報担当者の方から説明
その後、国連広報担当の人から説明を受ける。OHPを利用したプレゼンテーション。質問タイムが設けられ、国連はアメリカに対して制裁を行わないのか、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関する国連の活動についてなどの質問が行われた。国連のWebサイトでは国連の活動がほぼリアルタイムに掲載されるので見てほしいとのこと。各国語版の国連のWebサイトが作成されている。日本語版もある。広報担当者へ生徒代表からお礼の品が手渡された。その後、会場を後にした。国連の売店では、いろいろなグッズが売られている。たとえば国連Tシャツ、キャップ帽、ネックストラップ、キーホルダー、ペンなどなど。
◆ケルントナー通りで自主研修
次に移動したのは、ケルントナー通り周辺。ここで自主研修のため解散。この通りは人が多い。スリ、かっぱらいを警戒しザックを前の方に抱える。
美しい町並みである。リンクと呼ばれる路面電車も走っている。
リンクは市の城壁を撤去した跡地に作られたとのこと。
集合時間になる。我々はホテルへ向けて出発した。
◆ラートハウスケラーで夕食
ホテルでひと休憩し6時30分にホテルを出発し夕食のレストランへ。市役所の地下にあるレストランで市長が要人をもてなすときに使用したと言われている。「ラートハウスケラー」(「市庁舎の地下室」)というレストランだ。地下へ潜ると広いフロアがある。そこで生演奏が行われていたりする。メニューはポークシュニッツェル。肉を叩いて薄く延ばして揚げたもの。
明日は早いのできょうはここまで。
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-チェコ・オーストリアコース-
編集部/
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