Shotoku News&Information
Shotoku.net 聖徳学園中学高等学校情報サイト
聖徳学園中学高等学校情報サイト
サイト内検索: [検索のヒント]
Shotoku.netについて | お問い合わせ | プライバシーポリシー(個人情報保護方針)  |

 Shotoku.net Top > コラム  > お隣の国では.. カン美加  >  第7話 「60年目の夏」

コラム 〜お隣の国では..〜 第7話 「60年目の夏」

60年目の夏
このコラムに参加して、約半年が過ぎました。
毎回、何を書こうかと頭を悩まし、つたない文章を仕上げています。
ない知恵を絞りつつ、今日に至っています。

さて、今回はちょっと大人ぶってみようと思います。
今年は戦後60年、日本人にとって何かと考えなければならない、節目の年といえるでしょう。とはいえ、私自身戦争を語れるほど経験も知識もありません。実際のところ、大人と呼ばれる人のほとんどがそうでしょう。

なまいきなことを言ってしまいましたが、これでも、世界唯一の分断国家、かろうじて停戦中の国に住んでいたこともあるので、おおめに見てください。

このなんだか危険な国は、もちろんお隣韓国のことです。
日本人は忘れていますが、一応お隣は戦争中なのです。

いざ、戦闘体制に入ってしまえば、戒厳令は出ちゃうし、ソウルのメインストリート、世宗大路も、地方にぬける高速道路も、滑走路に早変わりして、戦闘機が離着陸してしまう。韓国とはそういう国なのです。

なんとも、映画級の展開ですね。
そんなことがと驚愕する私の隣で、当の韓国人は、え?戦争なんかおこらないよ。と呑気に構えているというのが現実なので、騒ぐこともないのですが。

ただ、愛国心となると、がらりと変わり、信じられないほどの自国への誇りを見せてくれます。

当然、日本が常に悪者になるわけで、日本人は韓国でいっぱい悪いことをした。と、我が夫にまで冗談を言われる始末です。いやはやと苦笑するばかり。

これには、大人の都合がからんでいて、日本憎しを韓国人の愛国心を育てるエッセンスとして使っていることを理解すべきでしょう。

確かに、日本の植民地政策にはいろいろ問題があり、悪い記憶のみが、韓国では受け継がれていく傾向があります。痛みを忘れないという考えもわかりますが、こちらとしては、どう受け止めていいものやら。

日本人は悪いことばかりしていたわけでもなく、韓国の人たちと共存しようとした人も多数います。ですが、その努力が忘れられているのが、少し残念でなりません。

さて、終戦記念日の8月15日は、韓国では光復節と呼ばれ日本統治から解放されたことをお祝いする祝日になっています。

当日は、街のあらゆる目抜き通りに国旗がずらりと掲げられ、お祭りのように、華やかな雰囲気をかもしだします。

同じ日が、場所が変われば、喜ばしい日とされているわけです。
そういえば、8・15という商品名の国産コーラもあるほどで、私達とは、かなり違うとらえ方のようです。

ところが、残念ながら次を担う若者達ほど、反日感情は強く、過去の戦争責任を追及したがります。

私としては、日本の歴史観も知って欲しいと祈るのみ 。

ちなみに、8月15日は、折り目正しく、なるべく日本人とばれないように気を使っていました。

いろいろな考えがあってこその民主主義ですが、世の中うまくいなかいものですね。

コラム お隣の国では.. 一覧

コラム執筆者募集中 - あなたもShotoku.netでコラムを書きませんか?


Shotoku.net Top > コラム  > お隣の国では.. カン美加  >  第7話 「60年目の夏」